フランス刺しゅう

いろいろなステッチの組み合わせで
表現の豊かさが魅力の代表的な刺しゅうです


誰もが一度は刺した事のある刺しゅうがフランス刺しゅうですね。


専門学校時代にも課題で刺したりはしたのですが、
ぎっちり刺しすぎるせいか垢抜けなくて挫折しました。

数年前に「戸塚刺しゅう」の展示会を偶然見る機会があって、その作品に刺激を受けました。
とっても素敵な70センチ四方くらいの大きさのタペストリーは、
さまざまな幾何学模様がステッチされた大作で、魅了されてしまいました。

その後、本などをなめるように見て、数ヶ月刺しゅうにのめり込みました。









参考本: 「秋の花便り」 戸塚きく・戸塚貞子 著 啓佑社刊

最初に刺した秋の花「ハギ」です。
花の名前がお世話になった方の名前の由来になっていましたので、
その方へ感謝の気持を込めてプレゼントしました。

これを刺したことで、刺しゅうにはまることになったきっかけの作品です。







参考本: 「秋の花便り」 戸塚きく・戸塚貞子 著 啓佑社刊

葉の細かいフェザーステッチがなかなか思った形にならず苦労しましたが、
その甲斐あって秋になると飾っているお気に入りの刺しゅうです。






参考本: 「秋の花便り」 戸塚きく・戸塚貞子 著 啓佑社刊

額装してたのですが、バランスがイマイチでやり直すことにしました。
このように左上にかなりの空間がある配置ですと、
土台布は無地よりムラ染め布のほうが良いように思いました。
今後刺しゅうする時の大きな課題です。





この刺しゅう作品の参考にした本の作者でもある
戸塚貞子先生はフランス刺しゅう作家の日本の第一人者であり、
「戸塚刺しゅう」というオリジナルの世界を広めておられます。
その刺しゅうの詳しい内容などはHP戸塚刺しゅう研究所をご覧になって下さい。



  








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